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FC本部提携数No1の事務所が教える!FC加盟店が創業融資を受ける際の注意点

2018-05-31

FC本部提携数No1の事務所の担当者が教えます!フランチャイジーが創業融資を受ける際に注意すべきこと

FC(フランチャイズ)に加盟すると、開業に関してさまざまなサポートを受けられます。このため手軽で便利だと考えている人も多いですが、実は創業融資を受ける場合、FC加盟店(フランチャイジー)ならではの注意点もあるのです。スムーズに開業資金を準備するには注意点を正しく理解しておくことが欠かせないため、具体的にどんなポイントに注意すれば良いかを解説していきます。

FCに加盟しても創業融資で有利とは限らない

FCとして事業を開始する場合、FC本部のサポートが受けられるため創業融資を受けやすいと考えている人も多いでしょう。ところが、実際にはFC加盟店だったとしても有利になるとは限りません。これは新創業融資制度に限ったことではなく、中小企業経営力強化資金などほかの支援制度を利用する場合でも基本的には同じです。

たしかにFCに加盟すると、本部のノウハウを活用したり継続的なサポートが受けられたりすることに間違いはありませんが、全てのFCで行われているとは限りません。FC本部への指導料や手数料など、負担が大きいこともあるでしょう。さらに、融資を行う側から見ると他力本願で事業を行おうとしている、とマイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。創業融資は、あくまでも事業計画書の内容を吟味し、自己資金と照らし合わせて問題ない場合に認められるものです。「大手のFCに加盟するから創業融資を受けられるだろう」と安心することはできないので、まずこの点を正しく理解しておきましょう。

開業資金が高額になる可能性が高い

完全に独力で起業するのと比べると、FCに加盟すると開業資金が高額になる可能性が高いです。なぜなら、FCでは加盟料や指導料、手数料といったさまざまな初期費用が必要になります。FCにもよりますが、そういったコストがかからない状態で起業するより必要な開業資金は多くなります。

創業融資を受ける場合、自己資金と融資金額を合わせた開業資金が1,000万円未満というのが一つの基準になっています。FCに加盟するとコストを含めた開業資金が1,000万円以上必要になることが多いため、審査に通る可能性が一段と低くなってしまうのです。また、自己資金は開業資金の3分の1以上を準備するのが望ましいとされるため、FCだと必然的に自己資金も多く準備しなければなりません。つまり、開業資金が高額になると審査が厳しくなることに加え、自己資金も多く求められるため創業融資を受けるハードルが高くなると言えます。FC加盟を検討している場合は、この点に十分注意しておきましょう。

FC本部の財務状況も要チェック

FCに加盟する大きなメリットは、FC本部のサポートを受けられる点にあります。本部が大手であればあるほど、提供されるノウハウやサービスも充実するため、より事業を成功させられる可能性が高まります。ただし、大手ではない中小企業が展開しているFCの場合は注意しなければなりません。

大企業のFCと比べると、中小企業のFC本部は財務状況が安定していないこともあります。FC本部の財務状況が悪化すると、加盟店の事業にも支障が出るかもしれません。このため、規模が小さかったり知名度が低かったりするFC本部の場合、本部の財務状況も事前にしっかり確認しておくことが大切です。財務状況に問題がある、または本部が何らかの金融事故などを起こしたことがある場合などは、創業融資の審査が通る可能性は非常に低くなります。融資の申し込みを検討しているなら、FC加盟の契約を交わす前に本部の財務状況が分かる書類などを見せてもらうようにしましょう。財務状況が怪しいと感じたら、契約を交わさないか事業計画書をしっかり作り込むなどの対策が必要です。

事業計画書は慎重に作成する

創業融資の申し込みを行う場合、FC本部から受け取った損益シミュレーションを事業計画書として提出することがあります。事業の売上予測や将来的な事業展開などをアピールするのに便利なので、受け取った書類をそのまま融資の審査に提出する人も多いです。しかし、これは止めた方が賢明です。なぜなら、FC本部が加盟店に渡す損益シミュレーションは、事業が非常にうまくいった場合を想定しているためです。業界の平均的な数字を大幅に逸脱していることも珍しくなく、創業融資の審査担当者から見ると「本当にこんなにうまくいくのか?」と疑問を持たれてしまいます。事業計画書は、融資の返済原資となる収益が本当に得られるのかを判断する重要なポイント。理想的な内容を書き連ねた事業計画書では、融資を認めてもらえない可能性が高いのです。

このため、事業計画書は損益シミュレーションを丸ごと転用するのではなく、地に足の着いた堅実な内容で作成する必要があります。ただ、損益シミュレーションは売上の構造や費用項目など、参考になる情報があることも事実。うまく参考にしつつ、信頼される事業計画書を作成しましょう。

FC加盟の注意点を正しく理解することが大切

このように、FC加盟店が創業融資を検討する場合、特に注意しなければならない点も多いです。もちろんFC加盟しないほうが良いというわけではなく、注意点を正しく理解したうえで慎重に検討する必要があるということです。FC加盟することのメリットと注意点をよく比較検討し、後悔しないように創業融資を活用しましょう。

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